Nexus 5を分解してバッテリー交換してみた
Ingress のメイン端末として激しく使い込んできた愛機 Nexus 5(LG-D821)ですが、最近、明らかにバッテリがヘタってきたので、僕にしては珍しく分解~バッテリ交換してみました。
同クラス以上の新機種も手元にはあるんですが、5インチクラスで Android 5.0系で SIM フリー機って事で、なぜか愛着が湧いちゃってどうにも手放せないんですよねぇ…この子。
※分解作業はメーカー保証の対象外となるなど、リスクのある非推奨作業となります。実施は自己責任でお願いいたします。
用意するもの
作業の前に、以下の道具を用意しておきます。
- Nexus 5 用交換バッテリー「BL-T9」
- Y字精密ドライバー
- (できれば)ケースオープナー
→ ケース開けとバッテリ剥がしにあると便利
バッテリーは送料込みで2,800円前後で買えると良いと思います。
Y型精密ドライバーは安価なものもありますが、この機会に複数サイズ対応のが欲しかったのでコレにしました。
ちなみに、先のケースオープナーは届くまで1週間近くかかりました(連休を挟んだから?)。急ぎなら、近所で買ったほうが早いかも?
Nexus 5のバッテリ交換作業の流れ
まずは Nexus 5 の電源を落として、ケースオープナーで Nexus 5 の背面パネルのツメを外していきます。
ツメは一周グルっと配置されていますが、上面、側面から順に開けていくとよいでしょう。
底面(MicroUSB 端子側)は強力な両面テープでくっついているので、ここを最後にするのがコツです。上部中央にもツメがあるので、開くときは意識すると良いと思います。
開きました。
その後、Y型精密ドライバーで上部カバーのネジを6本外します。
カバーを外します。
下図2箇所のコネクタを外します。
これでようやくバッテリを外せる…のですが、バッテリは超強力な両面テープでつくっいており、剥がすのが非常に大変です。
下写真の黒いテープの位置を参考に、本体側に無理な力が掛からないよう、注意深く剥がして下さい。
バッテリ剥がしでやむなく道具を使う場合は、特にバッテリの損傷と絶縁に気を付けたほうがよいでしょう。
ここからは楽になります。新しいバッテリを入れて、
先ほど外したコネクタ2箇所を接続し、
背面パネルを閉じて、
電源が入るか確認します。
電源が入ったら Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth、Qi(無接点充電)、GPS などの無線周りを動作確認しておくとベターでしょう。
交換した古いリチウムイオンバッテリーは、家電量販店のリサイクルBOXや回収箱に持っていくのが手っ取り早くて環境にもやさしい気がします。
この後、バッテリ交換後のキャリブレーションだかリセット作業が要るんじゃ?と思ってリカバリモードを漁ってみるも、今はその手のメニューが無かったので不要。ということなんでしょう。
その際、手がすべって /cache のフォーマット中に強制リブートさせてしまい文鎮一歩手前まで行ってしまったのはナイショ話だったり…。復旧しましたけどね。
※2015/1/22 文章ブラッシュアップ
Nexus5の画面が割れたので分解して液晶を交換してみた話 | みやの宝箱 says:
8年前
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