【レビュー】Xperia X Performance SO-04Hの放熱性能は素晴らしい #Xperiaアンバサダー【PR】

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2016年6月24日(金)に発売されたばかりのドコモ版「Xperia X Performance SO-04H」を3週間ほど使ってみたので、率直な感想をレビューしておきます。

これまで何度も Xperia アンバサダーに参加してさまざまな機種をレビューしてきたわけですが、結論から言っちゃうと、これは今までで一番借りパクしたくなる Xperia だなー、という印象です。

今回はテラダスらしく基本機能、特に放熱性能に関する実使用感を中心にお伝えしたいと思います。

抜群の放熱性能とスタイルの両立

まずは地味なところからでアレなんですが、Xperia X Performance を語る上で避けては通れないのはその放熱性能の高さでしょう。

最近の Android 機は「放熱性能がもっとも大事」といっても過言ではありません。

2世代前の「Xperia Z4」では Snapdragon 810 の爆熱ぶりと放熱不足とで実使用感を大きく損ない、残念な機種となっていましたが、今回の X Performance ではそのような心配は皆無。それも他ブランドを追いかけるのではなく、いきなり凌駕するレベルの放熱性能にまで高められています。

ここ数世代の Xperia の進化の歴史は、熱との戦いの歴史でもありました。

Z5 ではヒートパイプをまるまる1本追加することで放熱性能を改善しましたが、今回の X Performance では熱伝導用のグラファイトシートを新規追加。内部に熱を伝導しない空間を確保することで効率的な放熱を実現。さらに背面をメタル化までする徹底ぶりです。

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内部レイアウトも熱対策を重視した設計となっています。

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カメラ性能の向上やスタイルの一新など様々なトピックのある X Performance ですが、今回、従来の「Z」シリーズでなく新たに「X」という新シリーズとした背景には、この「大幅な放熱性能の向上」が大きいのではないか、というのが3週間使ってみて感じるところです。

その実力は相当なもので、このスマートな見た目でありながら、高負荷状態で連続使用しても背面全体が均等に温かくなる程度。少なくとも僕が使ったことがある機種の中ではおそらくは一番放熱性能が良く、また、外部冷却もしやすい機種と感じます。

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放熱性能が悪い Android 機でよく見られる重いゲームを長時間プレイしたときの画面のカクつきや、局所的な発熱、また、充電速度の低下やカメラの高温警告などの使用感を損なうような現象は3週間の試用期間を通して非常に少なかったです。これは同時に持ち歩いていた他機種と比べても非常に優秀な結果でした。

また Xperia といえば防水ですが、Z4 や Z5 でよく見られた(温かい)浴室内でのパフォーマンス低下も本機では感じづらかったです。高温環境下でのパフォーマンスに関しては Z3 の方が Z4 や Z5 より良かった経緯がありますが、X Performance はそういったシチュエーションでも満足して使える最新の防水スマホに仕上がっていると感じます。

外部冷却に関しては、車内でエアコン吹き出し口を活用して冷却しながら充電していた方は、同じクレードルに X Performance を載せると、その冷えっぷりに驚くことでしょう。

こんな感じでエアコン吹き出し口の風を直接当てると背面が驚くほどキンキンに冷えます。スマホの熱に悩まされていた人は、X Performance にするとびっくりするほど何も考えなくて良くなるので、幸せになれるかもしれません。

他にも派手な機能や細かな改善も多い Xperia X Performance ですが、通常の室内だけでなく浴室や車内など、シチュエーションを選ばずに高負荷アプリを快適に楽しめるようになった、という部分は特筆すべき部分で、今回、単体記事として取り上げてみました。

「暑いところでも重いアプリのパフォーマンスが出る」という話になると、Ingress や Pokemon Go のような位置ゲーに向いてるよね、という話にはなってくるわけですが、個人的にはそっち方面にもかなり向いてる端末になったよね、とは感じるところです。気が向いたらそういった話も書くかもしれません。

※Xperia アンバサダープログラムのモニター企画で「Xperia X Performance」をお借りしています。

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