2017年11月の月例Windows UpdateでEPSON製ドットインパクトプリンタが印刷できなくなる件の対処
2017年11月の Windows Update(月例)を適用すると、EPSON製プリンタが印刷できなくなる症状が複数報告されています。
(※2018/1/15 更新:本件については、2017年12月の Windows Update で対策済みです。現在では、EPSONから詳細情報が公表されていますので、そちらをご確認ください。)
まだメーカー側でも詳細は調査中とのことで、断定的には書けない部分も多い状況ですが、業務利用でお困りの方がいそうなので、対処方法へのポインタと補足をお出しておきます。
現時点では、EPSON製「VP-4300」「VP-F2000」などのドットインパクトプリンタでの症例報告が主となっており、ドットインパクト以外の機種については不明。
いきなり他人任せでアレでナニですが、対処方法は、基本的に公式情報のとおり。当該 Windows Update のアンインストールとなっています。
ただ、当方で確認したところ、Windows 10 の場合は大型アップデートの適用状況によって、アンインストールすべきパッチが以下のように異なることが分かっています。
- Windows 10 Fall Creators Update 適用済み
:KB4048955 - Windows 10 Creators Update 適用済み
:KB4048954 - Windows 10(バージョン未確認)
:KB4048953
この他のパターンがあるかどうかは現時点では未確認ですが、公式情報を見てもどうして良いのか分からない場合の参考になれば幸いです。
なお、パッチをアンインストールをしても、自動的に再度 Windows Update が適用されることが考えられるため、問題が解決されるまでの間、Widnows Update を停止することも選択肢となるかもしれません。(ただし、セキュリティ上の問題が発生しますが)
Windows 10 Home / Pro の場合、Windows Update の自動インストールをオフに設定するには、次のツールがオススメです。