「Android用Windowsサブシステムを起動できません」エラーが出たので対処した話
先日、Windows で Android アプリを起動時、こんなエラーが出てきて対処したのでメモ。
Android用Windowsサブシステムを起動できません。
BIOS で仮想化が有効になっており、PCの仮想マシンプラットフォームが有効になっていることを確認してください。詳細については、サポートにアクセスする にアクセスしてください。
Windows で Android アプリを実行するには、以下の3つをすべて満たす必要があります。
- PC 本体が「ハードウェア仮想化」に対応している
- UEFI・BIOS 設定で、ハードウェア仮想化(Intel VT / AMD-V / SVM)が有効になっている
- Windowsの「仮想マシン プラットフォーム」機能が有効になっている
このうち「1」「2」については、アプリ「LeoMoon CPU-V」で簡単に確認できます。
アプリのダウンロードはこちらから。
まず、「LeoMoon CPU-V」を起動して、緑の大きなチェックマークが2つが表示されることを確認します。
次に「3」の設定です。
「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windows の機能の有効化または無効化」から、
「仮想マシン プラットフォーム」にチェックを入れて「OK」を押します。
PC を再起動後、Android アプリを起動してみると、今度はエラーが出ずに。。。
はい。Windows で Android アプリが開きました。
ちなみに「Android 用 Windows サブシステム(Windows Subsystem for Android・WSA)」を使うだけなら、Hyper-V を有効化する必要はありません。
お目当てのアプリさえあれば、けっこう快適に使える WSA。一般的な PC 向け Android エミュレータに比べて新しいバージョンの Android をベースに開発されているのが特徴ですが、残念ながら、Microsoft 社は WSA を2025年3月5日からサポート終了すると発表しています。
近年、Android / iOS アプリはあるのに PC 版アプリが無くて困るケースは少なくありませんので、サポート継続と対応アプリを拡充してほしいところでしたが、大変残念に思います。