2025年5月20日

Fnキー以外のショートカットでカタカナ・半角・全角英数に変換する方法(F6・F7・F9の代わり)【Windows・MS-IME】

Microsoft IME や Google 日本語入力(MS-IMEキーマップ)で、F6F7F9キーなどのファンクションキーを使わずに文字種(全角カタカナ・半角英数など)を変換する方法を紹介します。

60% キーボードや「かな入力」でカタカナや全角括弧などの記号を入力する場合や、Mac のcontrolJ / K / L / ; のような文字種変換が好みの方にオススメの機能です。

使うのはCtrl+キーボードのこの部分。

変換先の文字種とキーボードショートカットの一覧の表は以下のとおり。

入力キー変換先文字種(参考)対応するFnキー
Ctrl+T半角英数F10
Ctrl+UひらがなF6
Ctrl+I全角カタカナF7
Ctrl+O半角カタカナF8
Ctrl+P全角英数F9

ローマ字・かな入力のどちらでも使えるショートカットですが、とりわけ 60% キーボードや「かな入力」時、以下の文字を入力するのに便利と思います。

  • 「8」(全角数字の8):「ゆ」→ CtrlP
  • 「(」(全角の左括弧):「ゅ」→ CtrlP
  • 「&」(全角のアンド):「ぉ」→ CtrlP
  • 「+」(全角のプラス):Shift+「れ」→CtrlP

最近のキーボードではF1F12キーに音量・再生コントロールなどのメディア機能が割り当てられていたり、60% キーボードのように Fn キーが複数キー同時押しとなっているケースが珍しくありません。

またノートPCのようにファンクションキーの位置が標準キーボードと異なる場合も、今回のショートカットが便利です。

個人的には Mac のcontrolJ / K / L / ; での文字種変換がエレガントだとは感じますが、Microsoft IME ではこれらはカーソル移動のショートカットに割り当てられています。変更するのも手ですが、できるだけ初期設定に体を慣らす方が良いでしょう。

ぜひ、みなさんも活用してみてください。

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