2025年5月28日
【Windows 11】アプリを自動起動させる設定方法
Windows 11 でアプリを自動的に起動する方法を説明します。
Windows 11 では「サインイン直後に使いたいアプリ」を2つの方法で自動起動させることができます。
本記事では、それぞれをスクリーンショット付きで分かりやすく解説します。
方法1:設定アプリで “スタートアップ アプリ” をオンにする
👓️ おすすめ度:
- 簡単さ ★★★★★
- 権限:ユーザー権限のみで可
- 特徴:Microsoft Store アプリやデスクトップ アプリの多くが一覧に出てくる
手順1:「設定」アプリを開く
・スタートボタン をクリックしてメニューを開く。
・一覧から 「設定」 を選択。

手順2:「アプリ」→「スタートアップ」を選択
・左ペインで 「アプリ」 をクリック。
・右側の一覧から 「スタートアップ」 をクリック。

手順3:自動起動させたいアプリのトグルをオン
・スタートアップ アプリの一覧が表示されます。
・自動起動したいアプリ(例:Dropbox)の スイッチを「オン」 にします。

🚩 ポイント 🚩
- 影響度(「未計測」「影響: なし」など)は消費リソース・負荷の目安。
- 一覧に出てこないアプリは「方法2」で登録しましょう。
方法2:スタートアップ フォルダーにショートカットを置く
👓️ おすすめ度:
- 自由度 ★★★★★(スタートアップ アプリより万能)
- 権限:ユーザー権限のみで可
- 特徴:一覧に出ないツール・バッチファイルも登録できる
手順1:スタートアップ フォルダーを開く
・Windows アイコンを右クリック → 「ファイル名を指定して実行」 を選択。

・入力欄に shell:startup
と入力し 「OK」。

→ ユーザー専用の「スタートアップ」フォルダーが開きます。
手順2:起動したいアプリのショートカットを用意
・スタートメニューやエクスプローラーで 目的のアプリを検索 し、右側ペインの「ファイルの場所を開く」をクリック。

・.lnk
(ショートカット)アイコンが表示されたら準備完了です。
手順3:ショートカットをコピー(Ctrl+ドラッグ)
・先ほど開いた「スタートアップ」フォルダーへ、自動起動したいアプリのショートカットを Ctrl キーを押しながらドラッグ&ドロップでコピー します。

フォルダー内にショートカットが入れば設定完了。次回サインイン時に自動起動されます。
⚙️ 補足:全ユーザーで共通起動させたい場合
shell:common startup
を実行し、同じ手順でショートカットを配置します(管理者権限が必要)。
まとめ
方法 1(設定アプリ) | 方法 2(スタートアップ フォルダー) | |
---|---|---|
操作難易度 | とても簡単 | 手動 |
登録できる対象 | 一覧に表示されるアプリのみ | ほぼ何でも可(バッチ・スクリプトも) |
権限 | ユーザー権限 | ユーザー権限(全ユーザーなら管理者権限) |
メリット | クリックだけで有効化/無効化 | 高い自由度・細かい制御 |
デメリット | 一覧に出ないアプリは登録不可 | フォルダー操作が必要 |
⏩ おすすめの使い分け
- まずは方法 1 で一覧にアプリがあるか確認 → オン/オフで手軽に管理。
- 一覧に無ければ 方法 2 を利用。ポータブルアプリやバッチ処理にも便利です。
サインイン後に毎回アプリを手動起動していた方は、これらの方法でかなり操作が楽になるのではないでしょうか。
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