【改悪】VポイントカードPrimeからJAL Payへのチャージがポイント付与対象外に。2025年12月1日から

株式会社ジャックスは8月29日、「Vポイントカード Prime」の JAL Pay へのチャージ利用代金について、2025年12月1日以降利用分よりポイント付与の対象外とすると発表しました。
公式 WEB サイトや会員向けの「重要なお知らせ」にて、「クレジットポイント利用規約の一部改定」として告知されています。
ポイント愛好家の間では「Vポイントカード Prime」→「JAL Pay」→「ANA Pay」or「WAON」or「au PAY」… というチャージルートで活用されていた「Vポイントカード Prime」。3月末にすでに新規発行終了となったカードですが現在でも根強い人気があり、ポイ活王道ルートの1つとなっていました。今回の改悪によりついにこのルートが塞がれる格好となります。
「Vポイントカード Prime」は日曜利用分のポイント還元率が 1.5% へアップするのが特徴。他曜日の通常還元率も 1% と高く重宝されていましたが、2025年12月以降は日曜以外の JAL Pay へのチャージ利用分についてもポイント付与対象外となってしまいます。
還元された「Vポイント」は「VポイントPay」経由でクレジット加盟店の多くで利用でき、使い勝手も良かっただけに残念と言えそうです。
代替ルートとしては三井住友カード ゴールド ナンバーレス(Mastercard)が挙げられますが、年間100万円以上利用時の受け皿が課題。さらには「JAL Pay」→「ANA Pay」or「WAON」or「au PAY」のチャージルートについても2025年11月1日以降、「JAL Pay」からプリカへのチャージ利用時の還元率が0.1%へと大幅改悪されることもあり、トータルで還元率の低下は避けられなさそうです。
なお、「JAL Pay」は貯まったマイルを「JAL Pay ポイント」へ交換する際、8,000マイル以下だと交換レートが半分以下になる点も11月からの「JAL Pay」還元率低下と併せて考慮する必要があるでしょう。
我が国ではほとんどのケースで APR なしのカードが発行されていることから、昨今の金利上昇はカード会社の収益性には確実にネガティブ要因。過剰なポイント還元を巡っては今後も改悪が続きそうです。
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