DJI、可変絞り+大型スクエアセンサー搭載のアクションカメラ「Osmo Action 6」を発売
DJI JAPAN 株式会社は2025年11月18日、1/1.1インチ 大型スクエアセンサーと可変絞りを搭載したアクションカメラ「Osmo Action 6」を発売しました。
価格は以下のとおり。(税込)
- 「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」:61,270円
- 「Osmo Action 6 アドベンチャーコンボ」:77,440円
DJI 公式オンラインストア、および正規販売店にて同日より販売。
製品概要
本機のキーワードは「可変絞り」「大型スクエアセンサー」「4K カスタムモード」。アクションカメラとして初めて「可変絞り(f2.0〜f4.0)」を搭載。低照度での集光力を確保しつつ、日中は絞りで「スターバースト効果」や自然なボケ表現をコントロール。大型の「1/1.1インチ スクエアセンサー」を採用し、最大13.5ストップのダイナミックレンジにより、夜景から逆光まで幅広い撮影シーンで豊かな階調を表現。
新搭載の「4K カスタムモード」では撮影後の映像を、後から自在な縦横比に切り出し可能。多様な SNS に対応した動画撮影が簡単に可能となっている。
手ブレ補正・安定化機能は「RockSteady 3.0/3.0+」「HorizonBalancing」「HorizonSteady」を用意、4K/60fps でも水平維持が可能。
ケースなしで水深最大 20 m で利用可能な IP68 防水に対応し、ケース使用で最大 60m での使用も可能。−20℃ 対応の耐寒設計と急速充電、最大約 4 時間駆動。
内蔵 50 GB ストレージや「OsmoAudio」対応で Mic 2/Mic 3/Mic Mini をレシーバーなしで直接接続できる。
ほかにも GPS 内蔵 Bluetooth リモコンやクイックリリースアクセサリなど、多様な Osmo シリーズの資産との互換性を有する。
用意される専用アクセサリは、次のとおり。
- Osmo Action 6 マクロレンズ
- Osmo Action 6 FOVブーストレンズ
- Osmo Action 6 ガラスレンズカバー
- Osmo Action 6 NDフィルターセット
- Osmo Action 両方向バッテリーハンドル
- Osmo Action 両方向 360°リストストラップ
- Osmo Action 両方向ミニ ハンドルバーマウント
- Osmo Action 6 防水ケース
- Osmo 多機能バッテリーケース 3
- Osmo 1.5m 延長ロッドキット(両方向クイックリリース式)
- Osmo 平面粘着ベースキット(両方向クイックリリース式)
- Osmo ロードバイク アクセサリー キット(両方向クイックリリース式)
- Osmo Action 6 ダイビング用アクセサリーキット
主な仕様
「Osmo Action 6」の主な仕様は、以下のとおり。
- センサー:1/1.1インチ スクエア CMOS(最大 13.5 ストップ)
- レンズ/絞り:可変絞り(f2.0〜f4.0)、スターバーストモード対応
- 画角:標準 FOV 155°/FOV ブースト時 最大 182°(別売レンズ装着時)
- 動画解像度:最大 4K/120fps(4:3 比率対応)、1080p 最大 32 倍スロー生成
- カラープロファイル:10-bit「D-Log M」プレビュー対応
- 安定化:RockSteady 3.0/3.0+、HorizonBalancing、HorizonSteady(4K/60fps で水平維持)
- ズーム:最大 2 倍ロスレスズーム(4K 品質維持)
- 防水:IP68(ケースなし 20 m/防水ケース使用 60 m)
- 耐寒性能:−20℃ 動作
- 駆動時間:最大約 4 時間、急速充電 22 分で約 80%
- オーディオ:「OsmoAudio」対応、内蔵 3 マイク+風切り音低減、Mic 2/Mic 3/Mic Mini 直結
- 内蔵ストレージ:50 GB
- 縦向きモード:被写体優先の自動認識、露出最適化
- 4K カスタムモード:1 本撮影→後処理で自由クロップ(縦横比最適化)
※ 仕様はすべて公称値。実使用環境により変動。
所感
本機は「Osmo 360」と同じ 1/1.1インチ スクエアセンサーを採用し、受光量と画質を底上げ。さらに「4K カスタムモード」により、画質を損なわずに各種アスペクトへクロップ可能。アクションでも Vlog でも 1 台で運用となっているのが特徴。
1/1.1インチ大型センサー+可変絞りという革新的仕様により、アクションカメラに求められる画質と暗所性能を両立した本機。幅広いシーンに1台で応える撮影機材ということで人気が出そうです。
※ 画像は DJI JAPAN 提供。
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