2026年5月1日

「ベルリンの風(Berliner Luft)」で観客が口笛を吹くタイミングはどこ?【ベルリンフィルの名物慣習】

旅先で小樽運河沿いのドイツ風ビアパブ「小樽ビール醸造所 小樽倉庫 No.1」を訪れたときの話。その日はたまたまオクトーバーフェスト期間中で、ブラスバンドの生演奏を楽しむ機会がありました。

「Eins, zwei, drei, gsuffa! Prost!」
(アインス、ツヴァイ、ドライ、ズッファ!プロースト!)

というオクトーバーフェストでお馴染みの掛け声で皆で乾杯した後、最後に「ベルリンの風(Berliner Luft)」の演奏になったのですが、この曲、観客が手拍子や口笛で盛り上げるシーンがあるんですよね。

今回の記事では、この曲「ベルリンの風(Berliner Luft)」のどこで観客が口笛を吹いたら良いかを、解説します。

口笛を吹くのは「サビの繰り返しフレーズ」

「ベルリンの風(Berliner Luft)」で観客が口笛を吹いて参加するのは、繰り返し登場するサビのフレーズの部分。

「Das ist die Berliner Luft, Luft, Luft…」 「so mit ihrem holden Duft, Duft, Duft…」

「Luft, Luft, Luft」「Duft, Duft, Duft」といったサビの繰り返しフレーズに乗せて、口笛や手拍子を入れるのがお決まり。皆で参加すると、客席全体が一体となって盛り上がるシーンだったりします。

この「口笛」や「手拍子」は楽譜上の指定というわけではなく、あくまでも長年の慣習。必須ではありませんが、知っていた方がより演奏を楽しめるはず。

なお「Berliner Luft」は、ベルリン出身の作曲家パウル・リンケ(Paul Lincke)が 1904年に発表したポルカ。今なおベルリンの非公式アンセムとして親しまれている曲です。

「口笛」と「手拍子」のタイミングが分かる動画

「ベルリンの風(Berliner Luft)」の口笛と手拍子のタイミングや場所がよく分かるのが、ベルリン・フィルの野外会場「ヴァルトビューネ(Waldbühne)」の動画です。毎年シーズン最終公演のアンコールとして演奏されるのが恒例で、大観衆が一斉に参加する様子が分かります。

キリル・ペトレンコ指揮/ベルリン・フィル(Waldbühne 2022)
Berliner Luft / Berliner Philharmoniker(Waldbühne 2022)

0分17秒あたりからのサビで、客席の口笛と手拍子が一体となっています。

次、聴く機会があれば、ぜひご一緒に!

オクトーバーフェストなどのドイツ系イベントでこの曲が演奏されたとき、演者が観客に「ご存知の方はぜひ口笛を!」なんて盛り上げてくれる事があります。その時はぜひ、サビのフレーズに合わせて口笛でも手拍子でも、思い切って参加してみてください。演者も隣の席の人も、きっと笑顔になるはずです。

ところで、「小樽ビール醸造所 小樽倉庫 No.1」のドイツビールはかなり本格的。一時期、高頻度でドイツビールを楽しんでいた私も驚くレベルでした。実は「びっくりドンキー」資本のお店なのですが、(大変失礼ながら)まさかここまで真面目に造っているとは思わず、不意を突かれた格好。

美味しいのはもちろん、雰囲気も含めて大変楽しいお店だったのでオススメしておきます。

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