「ベルリンの風(Berliner Luft)」で観客が口笛を吹くタイミングはどこ?【ベルリンフィルの名物慣習】

旅先で小樽運河沿いのドイツ風ビアパブ「小樽ビール醸造所 小樽倉庫 No.1」を訪れたときの話。その日はたまたまオクトーバーフェスト期間中で、ブラスバンドの生演奏に立ち会えました。
「Eins, zwei, drei, gsuffa! Prost!」
(アインス、ツヴァイ、ドライ、ズッファ!プロースト!)
というオクトーバーフェストでお馴染みの掛け声に合わせて皆で乾杯した後、最後に「ベルリンの風(Berliner Luft)」の演奏になったのですが、この曲、観客が手拍子や口笛で盛り上げるシーンがあるんです。
今回は、この曲「ベルリンの風(Berliner Luft)」のどこで口笛を吹いたら良いかを、説明しておきます。
口笛を吹くのは「サビの繰り返しフレーズ」
「ベルリンの風(Berliner Luft)」で観客が口笛を吹いて参加するのは、繰り返し登場するサビのフレーズです。
「Das ist die Berliner Luft, Luft, Luft…」 「so mit ihrem holden Duft, Duft, Duft…」
「Luft, Luft, Luft」「Duft, Duft, Duft」といったサビの繰り返しフレーズに乗せて、口笛や手拍子を入れるのがお決まり。客席全体が一体となり、まるで会場ごと歌っているような雰囲気になったりもします。
ちなみに、この「口笛」や「手拍子」は楽譜上の指定ではなく、あくまでも長年の慣習。必須ではないものの、知っていた方が演奏をより楽しめると思います。
なお「Berliner Luft」は、ベルリン出身の作曲家パウル・リンケ(Paul Lincke)が 1904年に発表したポルカ。今なおベルリンの非公式アンセムとして親しまれている曲です。
動画で「口笛」と「手拍子」のタイミングを確認
「ベルリンの風(Berliner Luft)」の口笛と手拍子のタイミングや場所がよく分かるのが、ベルリン・フィルの野外会場「ヴァルトビューネ(Waldbühne)」の動画です。毎年シーズン最終公演のアンコールとして演奏されるのが恒例で、大観衆が一斉に参加する様子が分かります。
キリル・ペトレンコ指揮/ベルリン・フィル(Waldbühne 2022)
Berliner Luft / Berliner Philharmoniker(Waldbühne 2022)
0分17秒あたりからのサビで、客席の口笛と手拍子が一体となっています。
次に聴く機会があれば、ぜひご一緒に!
オクトーバーフェストなどのドイツ系イベントでこの曲が演奏されたとき、演者が観客に「ご存知の方はぜひ口笛を!」なんて盛り上げてくれる事があります。その際はぜひ、サビの繰り返しフレーズに乗せて口笛でも手拍子でも、思い切って参加してみてください。演者も隣の席の人も、きっと笑顔になるはずです。
ところで、「小樽ビール醸造所 小樽倉庫 No.1」のドイツビールはかなり本格的で、一時期、高頻度でドイツビールを楽しんでいた私も驚くレベル。「びっくりドンキー」資本のお店で(大変失礼ながら)ここまで真面目に造っているとは思わず、不意を突かれてしまいました。

美味しいのはもちろん、雰囲気も含めて大変楽しいお店だったのでオススメしておきます。
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