マルチOS間で純粋なWi-Fiの実効速度を手軽に計測できる「OpenSpeedTest-Server」(Windows・Android・iOS・Linux)

今回は、純粋なローカル Wi-Fi や有線 LAN の実効速度を計測できるアプリ「OpenSpeedTest-Server」を紹介します。
Windows・Android・iOS・Linux と幅広い OS 間で実効通信速度を計測できるのが特徴。サーバー側は起動するだけ、クライアント側はブラウザのみで手軽に計測できる、大変便利なアプリとなっています。
よくある SpeedTest(スピードテスト)的な回線速度計測サービスはインターネット回線の実効速度などを計測するものですが、「OpenSpeedTest-Server」は Wi-Fi や有線LANなどの純粋なローカルネットワークの実効速度を計測できる点がポイント。
Wi-Fi が遅い場合の原因究明や、ネット回線よりも Wi-Fi の方が高速で、純粋な Wi-Fi の実効速度だけを計測したい場合などに大変便利です。
OpenSpeedTest-Serverのダウンロード
OpenSpeedTest-Server のダウンロードはこちらから。
Windows・Android・iOS・Linux と幅広いプラットフォーム向けのアプリが揃っています。
アプリをインストールするのはサーバー側のみ。計測クライアント側はブラウザを使用します。
OpenSpeedTest-Serverの使い方
ここでは、Windows 側をサーバーにする場合の使い方を例示します。
まず、Microsoft Store から「OpenSpeedTest-Server」をダウンロードします。
実行形式ファイル版とインストール型のアプリ版とがあり、どちらも使い方は同じ。実行形式ファイルかアプリを開くだけです。
初回実行時、「パブリック ネットワークとプライベート ネットワークにこのアプリへのアクセスを許可しますか?」と聞かれた場合は「許可」を押します。

その後、画面に計測用アドレスが表示されるので、

Windows・Android・iOS・Mac・Linux など計測したいクライアント端末側のブラウザから、先の URL にアクセス →「Start」ボタンを押せば、

接続中ネットワークの実効速度を計測してくれます。

再計測したい場合は、ブラウザ側でリロードすれば「Start」ボタンが表示されるようになります。
3階建てなど Wi-Fi の電波が弱い場所の確認や改善にも便利かと思います。
ネットワーク速度計測に関する注意点
今回の方法で計測できるのは、あくまでもサーバーとブラウザ間での実効速度。企業レベルでなく家庭レベルの参考値という格好です。
Windows PC 間で正確なネットワーク速度を計測したい場合は、現在では ntttcp が推奨されています。
また、NTTTCP-for-Linux というものもあり、Linux との間での速度計測も可能です。
Windows で iPerf を使う方法もありますが、Windows 版 iPerf3 は Cygwin 経由の POSIX エミュレーションで、オーバーヘッドがあることなどから Microsoft が非推奨としています。どうしても iPerf にこだわるのであれば iPerf2 が推奨とのことです。
なお、今回紹介した「OpenSpeedTest-Server」以外にも、マルチプラットフォーム対応のスループット計測方法としては「Tessabyte」などがあります。
こちらは有料だけあり、QoS やロードバランシング、接続品質やストレステストなどの高等なテストも可能です。
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