2kWhクラスで超コンパクト、DJI「Power Auro 2000 Elite」を発売。ソーラー・車載急速充電機能を内蔵

DJI JAPAN 株式会社は2026年10月28日、容量 2kWh クラスのポータブル電源「DJI Power Auro 2000 Elite」を国内発売しました。
希望小売価格は 147,400円(税込)。DJI 公式オンラインストアおよび認定販売パートナーで販売。
公式オンラインストアでは12月7日まで10%オフクーポンが配布されています。(実質125,290円)
容量 2,016Wh、最大 2,000W 出力を約 19kg の本体に収め、ソーラー充電用の MPPT モジュール、車載急速充電モジュール、140W 巻き取り式 USB-C ケーブルを内蔵。小型化と日常の使い勝手を重視したモデルとなっています。
2kWhの大容量 ✕ コンパクト。超小型の拡張バッテリーも発売予定
本体サイズは 456×225×245mm、体積は約 25L。従来の「DJI Power 2000」から体積約24%、重量約14%を削減。
AC 出力は純正弦波で最大 2,000W。電気ケトルや暖房器具など、定格約 2,200W までの一部家電の駆動も可能とのこと。
(※ 2,200W駆動は抵抗負荷の機器を想定。モーター搭載機器など、起動時の消費電力が大きいものは動作しない場合があります)
容量拡張にも対応。後日発売予定の拡張バッテリー(別売)を最大5台接続すれば、約 12kWh まで増設可。

従来の「DJI Power 2000」「DJI Power 1000 V2」と比べ、拡張バッテリーとの接続ケーブルも改善。出っ張りが少なく、積み重ね時の配線がシンプルに。
なお、従来の拡張バッテリー「DJI Power Expansion Battery 2000」との接続には非対応。後日発売予定の拡張バッテリーのみの対応します。
600WのMPPTと車載急速充電モジュールを内蔵
ソーラー充電用の 600W MPPT モジュールを内蔵し、別売の「DJI Power MC4 ソーラー充電ケーブル」でソーラーパネルを直接接続可能。外付け MPPT モジュールが不要となりました。
SDC ポートは2基搭載。ソーラー入力は1ポートあたり最大 600W、2ポート同時使用時には計最大 1,200W入力も可能。最短約2.7時間で満充電にできるとしています(メーカー公表値)。
車載急速充電モジュールも内蔵。別売の専用ケーブルでエンジン車のバッテリーに直接接続し、走行中の充電にも対応。最大入力は車両側電源が 12V なら 400W、24V/48V では 600W。
ソーラーと車載充電の同時利用にも対応。家庭用電源からは最大 1,440W で充電でき、0%から80%まで約85分。家庭用電源にソーラーまたは車載入力を組み合わせるハイブリッド充電では、合計最大 2,000W に対応します。
140W巻き取り式USB-Cケーブル内蔵
本体前面には、最大 140W 出力の巻き取り式 USB-C ケーブルを搭載。PD 3.1 対応機器を急速充電可能。巻取りケーブルはモジュール交換にも対応します。

巻き取り式ケーブルとは別に、最大 65W の USB-C ポート ✕ 2、最大 12W の USB-A ポート ✕ 2 を搭載。SDC ポートでは、別売ケーブルを使った対応 DJI ドローンの急速充電などが可能。
リン酸鉄リチウム電池で5年保証。低負荷時は30dB未満の静音性
バッテリーにはリン酸鉄リチウム(LFP)を採用。6,000サイクル後も容量70%以上を維持し、日常的な使用で約10年に相当する長寿命をうたいます。
公式保証期間は5年間。(※ 巻き取り式ケーブルモジュールなど、一部のアクセサリーは5年保証の対象外)
13個の温度センサーと40個のヒューズを備え、バッテリー管理システムが状態を監視。主要部品には、湿気や塩害への耐性を高めるサブナノ保護コーティングも採用。
高い静音性も特徴で、低負荷放電時の騒音は 30dB 未満。高負荷時はこの限りではありませんが、従来機 Power 2000 でもかなり静音性が高かったため、本機でも期待したいところ。
停電時に0.01秒以内でバッテリー給電へ切り替える UPS 機能や、「DJI Home」アプリによる状態確認・充電設定にも対応します。
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー容量 | 2,016Wh |
| 電池種類 | リン酸鉄リチウム(LFP) |
| AC 出力 | 最大 2,000W、純正弦波、4口 |
| USB 出力 | 巻き取り式 USB-C 最大 140W×1、USB-C 最大 65W×2、USB-A 最大 12W×2 |
| SDC ポート | 2ポート |
| ソーラー入力 | 最大 600W×2、合計最大 1,200W |
| AC 入力 | 最大 1,440W |
| 容量拡張 | 別売拡張バッテリー最大5台、合計約 12kWh |
| サイズ | 456×225×245mm |
| 重量 | 約 19kg |
| 希望小売価格 | 147,400円(税込) |
※ 性能値・充電時間・寿命はメーカーの試験に基づく。使用条件によって異なります。
所感
堅い造りと対応家電の広さで、今やポータブル電源のメジャーな選択肢の1つとなった DJI Power シリーズの新製品。今回は大容量と小型化の両立に加え、拡張ケーブルの取り回しや充電モジュール内蔵など、設置・運用の手間が改善がされたのがポイントです。
地味に注目したいのが、100~400W の日常的な負荷に合わせて効率を最適化した点。電気毛布やパネルヒーター、PC やテレビなど、デイリーユースで長時間使いがちな電力帯なだけに、実用度がより高まったと言えそうです。
実機での改善幅は検証を待ちたいところですが、高い静音性と合わせ、普段使いのポータブル電源として使う方には要注目の1台なのではないでしょうか。
※ 画像は DJI JAPAN 提供。
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